2010年7月〜2010年9月の日記  トップへ


2010-9-26
・伊吹
地元の山なのに一回しか登ったことがありません。三合目までは2〜30kgの水を背負って何度か登りましたが…

8時半出発です。1時間で3合目に到達。荷物軽いとやはり全然違うなぁ。そして今日も快晴!

割とガンガン登れる感じです。

11時前に山頂着。ドライブウェイで来る人が多いので、逆に登山客が浮くのが萎えポイントですが、まぁ天気がよけりゃええや。


下の景色がよく見えるのが印象的です。職場もよく見える!つまり職場からはいつも目の前に伊吹が見えてるわけで。なかなか素敵ですよ。

下山中ー

3合目あたりはススキでいっぱい。もう秋ですねぇ。あの暑さが一気に失せてしまって、良く分からん気候です。

14時前に下りてきました。ずっと開けているので真夏は日差しがキツイですが、この時期だと気持ちいい山ですね。


・豆知識
伊吹山の登山道は実は滋賀県道268号


2010-9-18
・毛無峠
いつぞに話題に上っていた印象的な光景を見るために長野と群馬の県境へやってきました。

群馬県道・長野県道112号大前須坂線を長野側から登っていくと、こんな看板が現れます。

峠のすぐ近くで道はダートに変わります。


「通行止め萌え」的な何かだと思う光景。

チェーンで封鎖されてはいるものの、その先も道は続いています。グネグネと曲がりながら下ったその先にあるのが小串鉱山の跡。

昭和初期に硫黄の鉱山として栄え、一時期は二千人もの人が暮らしていたそうです。これだけ見るとこの道が鉱山に行くためだけの道に見えますが、信州と上州の最短ルートの毛無峠は中世から有る歴史的な道だそうです。


峠からちょっと見上げると、鉱山跡からの索道の鉄塔がずらっと並んでいます。ただ朽ち果てるのを待つのみ、という感じですね。寂びの世界です。個人的には。


ここから1時間程度で草津温泉です。なかなか良いとこでした。


2010-9-11
・久しぶりの中ア
友人から空木岳のお誘いがあったので登ってきました。学生の頃に千畳敷からの縦走で登ったことはあるのですが、最終日の空木は雨だったので途中の行程も含めてほとんど覚えていません。でも、駒ヶ根からの往復で標準コースタイムは10時間ですから、普通に日帰りできるでしょう。

ちょっとでも時間短縮をと思い林道終点まで車で行こうと思いましたが、崩落があったらしく途中の駐車場までしか行けませんでした。まぁそれでも登り1時間分くらいはカットできましたよ。しかし、たかが4キロとは言え、未舗装の林道をスカイラインで行くのはキツイ!好天の予報のせいか、駐車場はほぼ満車状態でした。

5時15分出発。林道をちょっと戻り、林道終点までは尾根線の急登です。いきなりこれは苦しい…。でも、林道終点からは割となだらかな道になります。単調なのが残念ですが。タカウチ場を越え、池山避難小屋にたどり着いたあたりで気付いたのですが、中アの地図のタイムはキッチリ派だ!たとえば北アルプスの地図はそこそこ緩めのタイムが書かれている印象ですが、ここのは実際の行程時間とほぼ一緒っぽいです。

途中の大地獄、小地獄が痩せ尾根でなかなか険しいのですがここら辺も記憶がありません。何でだろーと思ったら、ここは最近道の付け替えをしたそうで。なるほど。

最後の方に分岐があって駒峰ヒュッテまでのルートを尾根線か谷線で選べるのですが、行きは空木岳避難小屋経由の谷線で行ってみました。

おお、ようやく山頂が見えてきた!

9時20分、空木岳避難小屋に到着。ここは避難小屋にしてはかなり綺麗です。普通に泊まりたいぐらい。中に登山者ノートがあったのでパラパラと見てみたら、4ページにわたって改行無くぎっしり書き込んでいる人がいて驚愕!なんか内容も理解できなかったし怖いよー。

さあもうちょっとで山頂です。しかしこのルートはせっかく晴れているのに景色があまり見えません。もったいない。

それでも登ってくると後ろに南アルプス全体が見渡せるようになります。素敵やねぇ。

10時、駒峰ヒュッテに到着。山頂と目と鼻の先ですが、あまりに景色が綺麗だったのでご飯食べながらゆっくり休んでしまいました。

木曽駒ヶ岳、宝剣岳からの縦走コースが全部見えます。なるほどこういう山だったのかー。やはり雨天、曇天の登山はかなり損してるなぁ。


北西に雄大な御嶽山、その少し北に乗鞍岳が見えます。稜線の向こうには穂高岳や槍ヶ岳も見えています。槍の尖りっぷりはわかりやすくて良いですね!

10時半、山頂着。

少しガスっぽくなってきてますが、まだまだ気持ち良い天気です。いいねぇ〜。

帰りは稜線ルートを使います。11時過ぎにヒュッテ出発。

途中に大きな岩があります。元々一つの固まりだったのが綺麗に割れたっぽいですね。不思議です。

駐車場に帰ってきたら15時でした。休憩時間込みとはいえホントにコースタイム通りなのね。駒ヶ根で温泉に入っていたら山頂付近がガスってるのが見えました。やっぱ登山は午前中やねぇ。素晴らしい景色が見えたので今回も大満足!


2010-9-3
・観測者はいつか矛盾に気付く♪
評判が良いらしく気になっていたSteins;Gate、良いタイミングでWin版が発売されたのでいそいそと購入。ゲームするのも久しぶりだな。

これは確かに面白い!序盤からぐいぐい引き込まれ、あっという間に境界面上のシュタインズゲートに到達してしまいました。間違いなく傑作。個人的にはCROSS†CHANNELと同等のインパクトです。伏線だらけで一切のネタバレに注意すべき点も似てますね。僕がタイムトラベルものの作品をあまり知らないからなんだと思いますが、こんだけ科学的なのは初めてです。神をも冒涜する12番目の理論、難しいねー。

キャラクターも凄く魅力的です。ルカ子かわいいよルカ子。だが男だ!
助手はナイスツンデレ。だが一番素晴らしいのはオカリンだな。あんなに終始厨二病を貫徹されると格好良く感じてしまうから不思議です。

初日に十数時間プレイして鈴羽エンドを見たのですが、あまりの衝撃にその日、寝る前に確信しました。んでやっぱり見てしまった、ダイバージェンスの変動を観測する夢を…ていうか最近ずっと見てるなぁ。世界設定がしっかりしてるからハマリやすいんでしょうねー。


2010-8-28
・日帰り槍ヶ岳
4回生の時、先輩と槍ヶ岳に登っている途中で、日帰りで登ってるという人に合った時のことを良く覚えています。そのとき我々は同じルートを2泊で登っていたもんですから、それは神の領域に思えました。(チョト大げさですが)

しかし、妙な闘争心に燃えている今年の僕はその領域に踏み込んでみようと思ったわけです。当初は単独でのマゾい計画でしたが、直前でもう一人のマゾが参戦してくれました。

ネットで色々参考にしながら新穂高温泉出発を午前3時あたりに設定しました。スタート後の約2時間は林道なので問題ないはず。標準コースタイムは往復で17時間ですが、経験上18時くらいには帰投できそう。

んで当日、新穂高温泉の無料駐車場到着は2時半。お〜、こんな時間から警備員いるのか。なんか車いっぱいですってよ。何とか場所は確保できましたが。10分くらいでささっと準備して出発!やはり面白みのない林道は夜間の方が良いかも。涼しいですし。

4時半、白出沢出合着。さあ、いよいよ山道です。特に危ない場所もなく、すたすた順調に歩いているうちにだんだん明けてきました。

5時20分、滝谷出合着。川を渡るといよいよ登りが本格的になってきます。

6時、槍平小屋着。このラウンドはコースタイムの半分で来ました。登りなのにかなりがんばってるなぁ、我々は。小屋泊まりの人たちがちょうど出発しかけておりました。

笠ヶ岳を横に見ながら、ここからぐーっと高度を上げていきます。


何度か休憩を入れながら8時半に飛騨乗越着。

あ、穂先がガスってるー。とりあえず小屋まであともう少しだ…9時に槍ヶ岳山荘着。最後の方は久しぶりに体力の限界が見えかけました。空気が薄いのも少しあるかも。この時間に肩まで到達したと言うことは、日帰りほぼ確定と言うことですよ。まだ山頂すら行ってないので気は抜けませんが。

ガス晴れ待ちしてたら眠気が…。ちょっと仮眠しても晴れる気配がないので登ってしまうことにしました。ガスってるし、一眼レフはぶつけたら怖いので置いていきました。二人とも残念なことに高所恐怖症ですが、アスレチックが好きかどうかという点では違うような気がします。自分の高所恐怖症が自信なくなってきたよ。

何とか山頂(3180m)です。写真は無し。ガスってはいるものの、山頂にて一応晴れの天候というのは槍ヶ岳5回目にして初めてです。まぁ前4回の中にもチャンスはあったのですが、みすみす逃して悔しい思いをしておりました。とりあえず嬉し〜!ちょろちょろガスが途切れて常念とか大天井が見えたりしてましたが、結局スカッと晴れることはありませんでした。仕方ないねー。では降りるか…

キッチン槍でカレー(千円)を食べました。

こういうところで暖かいものが食えるって素晴らしい。

さあいよいよ下界に戻ろう。11時出発。まぁ、来た道を戻るだけなので淡々と降りるだけです。しかしだんだんと気温が上がってきて疲労も倍増…

13時、槍平小屋まで戻ってきました。いよいよきつくなってきたので、靴を脱いで長めに休憩を取りました。そういえば11時間くらい履きっぱなしか。脱いだおかげでだいぶ楽になりました。30分後に出発。

14時、滝谷出合で休憩。さあ次のラウンドでやっと林道に戻ってこれますが、さほど下るというわけでもなく、ずっと単調な林の中でうんざり気味ー。

15時、白出沢出合、またも長めの休憩です。もうずっと行程後の温泉のことしか考えられなくなっております。

17時、駐車場に帰還。ほぼ予定通り。

ということで、槍ヶ岳への日帰りが可能なことを証明!
達成感は確かにすごいですが、めっちゃ疲れる、と。どっちかっちゅうと修行っぽいよね。一人だと途中で萎えそう。彼もなかなか鍛えているようで、一緒に来てもらって助かりました。行程時間は休憩込みで14時間半でした。しばらく新穂高温泉からの登山道は通りたくないなぁ…

近くの温泉に入っていると夕立が降ってきました。なかなか危ないタイミングでしたが、運がよかったようです。


2010-8-14
・むつのくに
今年のお盆も山に登るつもりだったのですが、どうも雲が出そうなのでパスしました。代わりに何しようかということで…

今回は車で来たよ。本州最北端、大間崎です。

前日の14時に出発で、下北半島で寄り道して到着は12時。自転車では14日かかったのに、車だと1日だもんなー。しかし遠いよ。少なくとも滋賀から思いつきで来るところじゃないなぁ。

ルートは北陸道から磐越道、東北道の最短ルート。おかげさまでこんなのもゲットできました。

割引がなかったらと思うと…恐ろしいね。

マグロの頭の肉を焼いたのを買いました。

マグロうめぇ!海が見えるところに腰掛けて食べてるとウミネコがすぐ側に降りてきました。物欲しげにチラ見してきますが、あげないっすよ。

2日ほど空いてるので自転車で来た道を逆にたどる旅を思いつきましたが、八幡平まで来たところで夜になり、疲労で心が折れてそのまま盛岡に抜け、帰路に就きました。やはり2日連続の車中泊はきついな。と言うかほとんど車の中から出てないし。相変わらず無謀です。


2010-8-7
・FUJI-YAMA Retry
富士登山の季節ですね!ということで職場のインドネシア人3人といっしょに登ってきました。当初はどこぞの小屋にでも泊まって御来光を拝むつもりだったのですが、予約するのが遅すぎたー。まぁ今あたりが一番混む頃だろうしなぁ…

日帰りとなるとやはり朝一から登らなくては。そして冨士宮口からが最短の行程時間のようですね。長浜を前日の23時に出発。食料調達などしながら水ヶ塚駐車場には4時頃到着しました。ここから5合目まではバスかタクシーで行きます。当然バスの方が安いですが始発は6時です。まぁそれでええか、と待機。結構寒いですよ。

おお!素晴らしいまでの快晴だよ。バス待ちの列で寝られたら良かったのだが…バスの中ではちょっと寝ました。

7時前から出発!

さすがに人が多いですね。ジーンズに普通のスニーカーで登っている人を結構見かけるあたりが富士山クオリティね。大変だろうに…

9合目に近づいたあたりから空気の薄さが実感できるようになりました。体力的には全然平気なのにすぐ息が上がりそうになります。やっぱ北岳とは全然違うなぁ。

11時20分、頂上冨士館到着!


ご飯食べたあとは昼寝。景色も良いし素晴らしいね。

今までの人生の中で最高地での昼寝ですが、おかげさまで相当日焼けしてしまいました。なるほどこの高さだとかなり紫外線キツイのね。

インドネシア人達は慣れない登山で疲れたらしく、お鉢巡りどころか剣が峰も行かないと言うので、一人で剣が峰だけ行ってきました。

日本最高所の記念撮影待ちの行列です。


剣が峰から火口方面を見てみると…つい最近噴火したような迫力ですね。すげー。

13時半下山開始。凄くホコリまみれになります。サングラスを持って行って正解ですが、こりゃマスクも欲しいな。登りのときはそれほど気にならなかったのですが、延々と似たような道を下るのは実に退屈です。と言うかホコリが不快。

なんだかんだで16時半に5合目到着。疲れたー。景色は確かに素晴らしかったけど、「2度登る馬鹿」と言う言葉も何となく分かったよーな。

18時帰宅開始、長浜到着は23時でしたー。24時間の間にほとんど運転と登山しかしてねぇよ。翌日は一日中寝てました。筋肉痛はまったくありませんが日焼けがやばいです。いてて。


2010-7-24
・長野たっぷりコース
昨日、都合により風呂に入れなかったので、温泉にでも入ろうと思い長野へやってきました。長野道を降りて地図を広げ、面白そうな峠を探していたら毛無峠という文字が目に入りました。あれ…意外と近いのねー。まぁ一人で行っても仕方ないのでまた今度。

その代わり、松代に目を付けました。松代といえば思い浮かぶのが大本営とヱヴァ3号機起動試験ね。

というわけでやってきました。おぉ、広そうやね。帰ってきてから調べて知ったのですが、いわゆる松代大本営は1箇所だけではないそうです。、公開されているこの象山地下壕には大本営ではなく政府機関が収容される計画だったらしい。なるほどー。

見学は自由ですが、ヘルメットをかぶらなくてはなりません。

いよいよ突入。外はうだるような暑さですが、入り口の坂を下るにつれてひんやりしてきます。内部は完全に素掘りで、所々に支保工が追加されているようです。薄暗いので先がどれだけ続いているかわかりにくいですが、ポツポツ灯る照明のおかげでかなり広大に見えます。まぁ実際広いんですが。


入り口にあった図からも分かるように、格子状に坑道が走っているのですが見学できるのは一本道です。これだけのものが実際使われることはなかったそうで。うーん、色々と非日常なところです。

折り返して戻ってきました。外の日常は…ぁ暑いいぃぃ!!

さて温泉入るなら白馬かなということで峠道も織り交ぜつつ走ります。長野県道12号はなかなか面白い道でした。

北アルプスの展望が素晴らしいですよ。残雪の時期ならもっと綺麗かも。


大天井岳の後ろに槍ヶ岳が見えていました。面白いくらい尖ってるねー。

白馬岳が露天風呂から眺められる、みみずくの湯はお気に入り。やっとお風呂に入れたよ。帰りは糸魚川に抜けて北陸道で帰りました。行きの殺伐とした中央道に比べると北陸道は車が少ないし快適です。

・私信
やはり大泉洋はどうでしょう班と絡んでこそだよ。グダグダな旅を期待!


2010-7-19
・S15っぽく
メーターベゼルを塗装してみました。


塗装の腕前は相変わらず微妙ー。右はヘッドライト点灯状態です。シルバーにしたおかげで確認用の青LEDがわかりやすくなりました。この後期型のベゼルは前期型に比べて立体的になってる(記憶が正しければ)ので、そこそこ面白いかも。


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