2012年7月〜2012年9月の日記  トップへ


2012-9-30
・移動
ついに果樹責任者として農園に復帰しました。

4年半のブランクって結構だよね〜。その間にブドウの栽培も始まりましたし。ブルーベリーはともかくブドウに関しては1から勉強です。

果樹だけしていれば良いという物でもなく、フェルト体験工房の交代要員にもなります。

と言うことで、初めてなのですが練習として上級キットを作ってみました。羊毛を突起の付いた針で突いていくと毛同士が次第にしっかり絡みついて固まっていきます。

意外と良い出来な気がしますが、3時間もかかってしまいましたよ。挑戦して初めて分かりましたが、これはかなり楽しいです。凄い地味な作業ですけどね。


2012-9-9
・ノートパソコンを買いました
第一の条件、ノングレアパネルで選ぶとこうなりました。

VAIO S13Pです。でもVAIO X持ってるやん、って感じなのですが、確かにXはVAIOの中で最もスタイリッシュ且つアグレッシブな一台だと信じていますが、如何せんCPUがATOMなので性能が低い。


Xとの比較。事務で常用するには11インチではつらい物があります。Xは出張や営業で持ち運びまくってナンボですな。S13PはカスタマイズでSSDも選べるのですが、母艦的要素を重視して敢えてHDDを選択しました。



やっぱ君は狭いとこが好きなのか。


2012-8-19
・北海道6日目
さて今日が最終日。前回は残念ながら見えなかった羊蹄山がばっちり見えました。

凄い綺麗な山やね。次回は是非登ってみたいですな。

前回は自転車だったのでアップダウンが嫌だったし、火山にもさほど興味がなかったので、洞爺湖を見下ろすだけで通り過ぎてしまったのですが、今回、昭和新山は見ておきたい。

ただの麦畑だったところがモリモリと盛り上がってこんな火山に成長したそうで。近くに有珠山という活発な火山があるとはいえ、さすがにびっくりするやろね〜。


2000年の有珠山噴火の際に被害を受けた建物が一部残されていて、散策路を歩いて見学出来るようになっています。


左の温泉施設は泥流で半分くらい埋まっちゃってます。右の物体は上流から流されてきた国道の橋。こんな鋼鉄の塊が流されるなんて凄いね。


もうちょっと火口寄りのアパートの1階部分はほぼ埋まってる様子。角の大きな破損は、さっきの橋が流されてきたときにぶち当たった跡らしいです。生々しいね。

洞爺湖から登別に抜けるオロフレ峠も非常に気持ちいいワインディングロードでした。それにしても、6日間北海道にいて思ったのが、各地のアブ(ブユ?)の多さ。見晴らしの良いところで写真を撮ろうと車を止めると、あっという間に数匹集まってきます。

車に集ってるところを見ると、彼らは光り物が好きなのかもしれん。おかげさまで窓を開けたまま車を止めることが出来ず、非常に不快。乗り降りもてきぱきしないと、進入されたら一大事です。

苫小牧方面に向かい、とり定食で有名らしい味処花菱というお店へ。料理が出てくるまで、やたら気さくなおばちゃんとカウンター席でしゃべってました。

塩胡椒で程よく味付けされた鶏の半身揚げです。鶏好きにはたまらん!しかし、料理も良いけど、とにかくおばちゃんが面白いです。今日はお客さんが少ないとのことで、食べてる間もずっとしゃべってました。なるほど、食べログの評価見ても大抵おばちゃんのことが書いてある訳だ。

そのあとは温泉入ったり、支笏湖の周辺を走ってみたり、お土産買ってみたり。

車のフロントは最終的にこうなりました。うへぇ、帰ってから頑張って落とさねば。うんざりするね。

帰りのフェリーはこの夏就航したばかりの新造船。

大部屋の2等船室は無く、最低でもこんな感じの独立のベッドになっています。こりゃ快適だ。しかも露天風呂もあったりと素敵。

いや〜、無計画にも程がある旅でしたが、なかなか北海道を堪能できたかと思います。今回は景勝地を中心に巡りましたが、次は違う観点でも旅できると良いかな。

ってか、帰ってきてから気温差でやばい…


2012-8-18
・北海道5日目
北見から北上して能取岬を目指します。

横に牧場があって開放感のある良い雰囲気の岬です。

きたきつね〜!

かわい〜!人を怖がる感じはあんまり無いんですな。

能取湖の南端にある卯原内を走ってると蒸気機関車が見えたので立ち寄り。

ここは旧湧網線卯原内駅跡だそうで。国鉄9600形蒸気機関車です。めっっちゃ格好いいですね!調べてみたら蒸気機関車の静態保存は道内に結構あるようです。それだけ活躍したってことですね〜。

サロマ湖の道の駅で、サロマ湖を一望できる唯一の展望台の情報を見つけたので向かってみます。あぁ、でも今日は土曜日だし、人でいっぱいだったらやだなぁ…


…ってこのパターンか!!すっかり油断してたが、さすが北海道。観光地といえども容赦ないね。

仕方なくゆっくり走ってたら、道の真ん中で子狐が座り込んでました。シャッターチャーンス!とカメラを取り出してたら、後ろから車が追いついてきて2重の意味で残念。


10分程度で展望台に到着。うむ、サロマ湖はでかすぎて収まりきらん。国内3位の大きさだそうです。

ここから南下し、帯広に向かう途中に糠平湖があります。湖畔には今回結構見たかった物が佇んでいるはず。

廃線になった士幌線の旧線にあるタウシュベツ橋梁です。ダム湖の水位が低いときは全体が見えてるとのことですが、ちょっと残念かな〜。

コンクリート橋なのですが、凍結などによる表面の劣化で古代遺跡のようにも見える姿がよく紹介されてます。でも、この距離だと全体が見えててもよく分からんのでは…


国道から橋の展望台までの散策道を、旧線じゃない方の廃線跡が横切ってます。森の小径って感じで歩くと楽しそう。まぁ、ここにも熊の警告があるんですがね。怖い。

帯広から札幌に抜け、そのまま中山峠で車中泊。明日は最終日、苫小牧にアクセスしやすい洞爺湖周辺を見て回ろうかと思います。


2012-8-17
・北海道4日目
本土最東端の夜明け。…とりあえず寒い!!

最低気温は15℃だったようで。お盆の時期にこの気温は凄いですね。国後島がかすかに見えました。

廃線になった標津線の奥行臼駅の駅舎が保存されているとのこと。

レールが残ってるのは珍しいですね。ここの前後も分かりやすい鉄道の痕跡が残ってて実に魅力的なのですが、ちょっと追い切れないのでスルー。

地理好きにはたまらない、日本最大の砂嘴である野付半島に向かいました。


長さは28kmにも及ぶそうで。


両側に海を見ながら走るのはどうも不思議な感覚です。大規模な立ち枯れがあったり、なかなかお目にかかれない環境ですね。


知床峠で羅臼岳を眺める。なかなか良い峠道でしたよ。まぁ車は多いですがね。


そういえば北海道に来てから一度も海の幸を頂いてないな、と言うことでウトロの道の駅で海鮮丼を注文。贅沢ですな。

ここから南西に向かい摩周湖に向かいます。

途中で北海道らしい風景を撮影。広大な牧草地と防雪林、10km以上の直線道路が至る所で交差してる様はなかなか本州では見られませんね!


摩周湖です。天気のせいで湖面の色はいまいちすっきりしませんが、これぞ手つかずの自然という雰囲気。あぁ、広角のレンズが欲しいなぁ。

時間があれば網走やサロマ湖の方も見るつもりでしたが、明日に回して北見市の宿で泊まり。


2012-8-16
・北海道3日目
今日は全道的に天気が悪いようなのですが、釧路方面は何とか持ちこたえそうな予報だったので根室あたりを目指してみますかね。

国道38号で海岸線に近づき、さらに海寄りを走る道に入ったのですが、霧止峠という峠の手前でなんの前触れもなく舗装が終了。

わぁお!北海道のキャッチコピー「試される大地」ってのは多分こういうことを言ってると思うんだな。さすが北海道道1038号、何気に4桁。荒れてはなかったし、数キロ程度でまた舗装が復活しましたが、非常にびびりました。

お昼は釧路のご当地グルメを頂きます。

レストラン泉屋のスパカツです。スパゲティの上に豚カツがのってて、ミートソースがかかってます。豚カツとミートソースって結構合うんやね。意外とボリュームはあります。

釧路に来たらやはり湿原は見ておかねば。

展望台へは気持ちの良い木道の散策路を歩きますが、例によって熊の目撃報告があって怖い。


おぅ…これは凄いな…。ひたすら平らな大地が広がってます。

北太平洋シーサイドラインを使って根室を目指しますが、この道は正解だった!

線形も舗装状態も良いし、眺めもすばらしい。おまけに車も少ない。実に楽しい道で何度でも走りたいですね。

日暮れまでに納沙布岬に到達できなかったので、明日に後回し。晩ご飯は根室のご当地グルメ。エスカロップというのが有名なのですが、カツ料理で昼とかぶっちゃうのでもう一つの名物、オリエンタルライスというのを頂きました。写真忘れましたが、おいし!

本土最東端の岬で夜明けを見ようと言うことで、岬の広い駐車場で車中泊です。よく天気予報で、根室だけやたら気温低いのをよく見ますが、夜は「涼しい」を通り越して寒い!


2012-8-15
・北海道2日目
4時半起床。とりあえず天気はOK!

ここから十勝岳山頂までは地図によると4時間、下りに3時間かかり、隣の美瑛岳まで足を伸ばすと2時間半ほど追加で要りそうです。美瑛岳に行くかは時間と天気を見て決めますかね。


5時に出発しました。平日なので登山者は少なめっぽい。

緩やかな道がだんだんキツくなり、しばらくすると昭和噴火口の横に出ます。植物が全く見えないのでかなり異世界感が…。そして浸食の跡が凄くよくわかりますね。ここからはまたなだらかで、最後にひと登りと言う感じです。

7時40分、十勝岳山頂。

もう着いちゃったよ。全然早いやん。

富良野岳方面です。

あっちは緑に包まれてるのにね。

下界の眺めも良好!

そして北側の手前にえぐれて見えているのが美瑛岳、奥の方がトムラウシとか大雪山です。この時間からなら美瑛岳も普通に回れそうなので、出発!

ちょっと降りると稜線が見えてきます。

十勝岳への道からはこの稜線が見えずにひどくえぐれてたので、どんだけ下降するのか不安だったのですが、これならたいしたことはないですね。殺風景な十勝岳とは打って変わってこの稜線からお花畑が広がっています。

9時10分、美瑛岳山頂に到着。

途中でご飯食べたりしてたのに、コースタイムより1時間も早く着いたし。適当に休んで下山開始。

森林限界から下の道はなんか新道っぽい雰囲気です。やたら急だし、荒々しいし。

徒渉もあったり。ここで雨降ってたら嫌ですな。ここからは道が緩やかになって、ほとんど水平方向の移動になります。


一カ所だけ火山らしい急な沢もあったり。あとはずっと緩やか。駐車場に戻ったのは11時40分でした。まさか昼前に帰ってこれるとは思ってませんでしたが。

と言うことで今日は帯広の宿を取り、午後はここら辺をぶらっと見て回ることに。富良野といえばラベンダー畑。日の出公園にやってきましたが、ちょっと季節が遅かった。

その代わり、十勝連峰の眺めは周りの風景も相まって、非常に綺麗。

富良野チーズ工房のアイスクリームです。

めっちゃ賑わってました!「チーズ工房の作るアイスクリーム」って、聞くだけで心惹かれますからね。もちろん美味しいのですが。このイメージはちょいと仕事の参考になります。

ちょうど晩飯時に帯広に到着できました。

帯広で豚丼と言うとこんな感じ。香ばしくて美味しい!


ところで小樽到着時は車は綺麗だったんですが、たった1日でこうなりました。

ぎゃあ!グロいよ〜。全部虫の死骸だよ〜。これは酷い…。


2012-8-14
・北海道1日目
定刻通り、4時半にフェリーは小樽港に到着。

ワクワク。

さてしかし、結局今日の目的地はまだ未定。今日は海岸線を走ってみたいので、西へ行くか、東へ行くか、悩ましいですな。とりあえずこの時間に小樽で何か観光を、という感じでもないし、市街地が見渡せるところへ。


良い眺めですな〜。でも、こんな市街地から数分のところにも「熊出没注意」があるなんて、さすが北海道。

ここで、朝飯の調達という理由だけで、札幌方面に向かうことに決定。んで、そのままブラブラと稚内に向かおうかな。今日は車中泊の予定なので、割と計画は緩くても大丈夫!なはず。

札幌を通過すると一気に人の気配が薄れます。大自然の中を駆け抜ける感じでドライブにもってこいですね。線形も良いですしね。しかし道民のスピードの出しっぷりの凄いこと。法定速度で走ろうもんならあらゆる車に追い抜かれます。まぁ、煽られるよか気楽かもしれん。

海岸線の国道に沿って廃線跡っぽいのが見え隠れしてきたので、車を止めて観察。

羽幌線跡の橋のようですね。上に行ければ面白そうなのですが、さすがの北海道も夏は藪まみれでアプローチは大変っぽい。廃トンネルらしき物も見かけたのですが、これまた近づけなさそうであきらめました。

ちょっと調べてみると、北海道の廃線は多そうですね。しかも延長が長いから、追っかけも大変そう。そうこうしてるうちにもう12時です。やはりなるべく北海道ならではのものを食べて回りたいですよね。


と言うことで…幌延町にあるトナカイ観光牧場のトナカイソーセージカレー!他にも何種類かトナカイメニューあり。トナカイ肉は脂身が少なく、かんでるうちに旨味が出てくる感じ。美味しいです。


観光牧場なので実際にトナカイが見られます。結構居るし…。トナカイの角ってこんなに毛がフサフサなんですね。

近くに豊富温泉という変わった温泉があるので入ってみます。何が変わってるかというと、お湯にちょっと石油が混じって湧いてるんです。しかもアルカリ泉なのでスベスベ&シットリでお肌によい、と。なるほど確かに良い感じです。問題は…体とタオルに石油の臭いがついちゃうこと。これさえなければ…

幌延のあたりから国道は内陸部に入るので、海岸沿いをまっすぐ走る道に出ます。

海の向こうにうっすらと利尻岳が霞んで見えます。稚内まであと少し。それにしてもこの道は実に北海道っぽい。

15時、ノシャップ岬に到着。

宗谷岬と比べると地味ですが、なかなか雰囲気はあります。駐車場からは空自のレーダーサイトもよく見えます。4時半から運転してきてさすがに疲れてきたんでお昼寝。ここまで北上すると、この時間でもかなり涼しいので気持ちよく寝られました。避暑の目論見大当たり!

ちなみに、登山の装備も持ってきてるので大雪山系の十勝岳あたりに登ろうかと思ってるのですが、このルートだと道東をぐるっと回って後半に登るかな?というところ。しかし、稚内駅の隣にあるラーメン屋で美味しい塩ラーメンを頂きながら天気予報を見てたら、どうも明日の夜から天気が崩れそう。

しかも快晴なのは明日だけっぽい?なら明日登らねば!当然登るなら朝一からですよね。宗谷岬は一回行ってるのでキャンセル、予定を大変更してこれから250キロ離れた美瑛町を目指します。

と、その前に給油。燃費計算してみると…12.9km/L!!過去最高を大幅に更新ですよ。一応エアコン使ってるのに、さすが北海道。信号とカーブが少ないのが効いてるんでしょうかね。あと、程よい巡航速度も。

北海道的速度で日が変わる前に十勝岳望岳台の駐車場に到着。あまり情報を見て無くて、熊注意で同業者が居なかったら、車中泊どうしようかと思ってたらけっこー多い。と言うか外に出てワイワイやってる。

何事?と思って車から出ると…めちゃ寒い〜。標高1000メートルですから。空を見上げると…おおお!!新月で星が今まで見たことがないくらいクッキリ見えてる!天の川がこんなに綺麗に夜空を横切って見えたのなんて初めてですよ。

しかも流れ星もなかなかの頻度で見えます。この美しさをお伝えすべく、三脚無しながら果敢に1眼レフで撮影に挑みましたが、ちょっと厳しかった。この写真では100分の1も伝わらんです。初日から感嘆しっぱなしですが、明日に備えて寝ます。


2012-8-13
・転進
友人と別れ、新潟へ。フェリーは10時半出港で、その90分前には港に居ないといけません。時間的には余裕があるので仮眠しながらボチボチと向かいました。フェリーの中にも売店はあるとは思いますが、食料などコンビニで多少はそろえときます。


8時半、新潟港に到着。フェリーでけぇ!もうすでに待ってる車が多いんですな。最近は便利なことに、ネットで予約して乗船券控えを印刷しておけば、港の方では手続き不要だそうで。乗船する車の列に並んで、フェリーに乗り込むときに控えを見せるだけ。楽ちんです。

雑魚寝部屋なのですが、割と早めに乗船できたので端っこを確保できました。ラッキー!なのでさっさとお風呂に入りに行きます。昨日結構汗かいたけど、結局お風呂入ってませんからね〜。

その後は寝て、昼ご飯食べて、本読んで、寝て、晩ご飯食べて、本読んで…、てな感じです。

北海道の予定が全く無計画だったのは、フェリーの時間が有り余るのを見越して、です。んで、たっぷりと観光ガイド見ながら、何となく行きたいところは決まりましたが、結局具体的な計画は決まらず。まぁ、その日の気分で良いか〜、と寝る。明日は4時半に小樽到着予定です。


2012-8-12
・勢いで
ホントはお盆も仕事があったのですが、今週の月曜にその予定が無くなっちゃいました。しかも来月あたりに異動があって、おそらく夏に長い休みは今後しばらく取れそうにありません。

なので、滋賀にいても暑いだけだし、思い切って有休使って、1人ですが北海道に行ってみることにしました!さて、問題は交通手段。

・飛行機
約3万円。あとは現地でレンタカー代が1日6千円ほど?他の選択肢より1日ちょいくらい行動可能な日数が増えますが、日数が長いとレンタカー代で不利。そしてマイカーでは無いという最大のデメリットが。

・自走して大間-函館間のフェリー使用。
高速代が1万3千円とガソリン代1万5千円、フェリー代1万6千円。最後のフェリー代が意外と高くつく。あとは、間違いなく北海道着くまでにかなりやられる。1回大間まで行ったからわかります。

・敦賀-苫小牧間を新日本海フェリー。
約4万円。多くの人が取る選択肢でしょう。上2つの費用見たらやはりこれですな。

しかし土日発の予約はいっぱい。新潟発でも無理でした。まぁ1週間切ってるしお盆だし。月曜なら10時半発の新潟発小樽行が空いていたのでこれにしました。んで、帰りはその週の日曜23時半発の苫小牧発敦賀行の便がとれました。


そしたら友人の誘いを受けて、偶然こんなことが可能に…

コミケ、3日目、初参加。

前日は際どいコスプレ系即売会に20時終了の20分前に駆け込み。駄目か…と思われたのですが、会場に入るとものすごい熱気…こんな時間まで、さすが東京。

コミケはしかし全くノーチェックのノープラン。適当に車や理数系、グルメ系などなど、マイナーなジャンルを巡ってみたり。しかし桁違いな凄い人出だ、さすが東京。すっかり人と暑さと臭いに酔う。


2012-8-5
・大雪渓
雪渓初心者の友人を連れて白馬岳に登ってきました。僕は2回目ですが今回は日帰りで行ってみます。とりあえず軽アイゼン有ればいいんじゃね、とだけアドバイスしといたけど、そういえばストックもいるなぁ…まぁ僕のやつを1本貸せばいいか。

登り口の猿倉には50台ほどの駐車場があるそうですが、土曜の晩入りというのが気になるところ。日帰りで、翌日は仕事ですからなるべく早く帰りたい、となれば朝一で登山口に居たいですな。とりあえず行ってみたら駐車場は結構空きがありました。ラッキー!

4時に出発です。しばらく林道でそのあとボチボチ登ると大雪渓が見えてきて、白馬尻小屋に到着。5時前でみんな出発の準備をしてるようです。

今日も晴天。やはりこうでなくちゃ!


小屋から10分ほど歩くと大雪渓の取り付きです。…あれ?誰もいない…なんと我々が本日の一番乗りのようです。アイゼンを装着して歩き出します。


6時半です。振り返るとだいぶ登ってきましたな。ちなみに雪渓上にある茶色い物は全部落石です。特に南側にある杓子岳からは、5分に一回はカラカラと落石の音が聞こえてきて実に怖い。

雪渓が終わるとやたらと暑くなってきます。なかなかキツいぞ!

花畑と杓子岳。いかにも脆そうな山容です。

8時前、ようやく村営頂上宿舎に到着。と言ってもまだ小一時間ほど有るので長めに休憩。

稜線に出ると剱岳が見えています。白馬の頂上はちょっとガス気味か…


9時前、山頂着…白い。なんか珍しいことにこの高度に居ながらやたら暑いので、写真を撮ったら早々に退散しました。

帰りの大雪渓。なんか凄いことになってる。

しかし相変わらず落石の音が容赦なく聞こえてきて、めちゃ怖い!こんな視界では上から転がってきても避けられんのでは?と思いながら歩いてたら横の方の直径80センチくらいの岩が動き出してギクリ。幸い数メートルで止まりましたが、そのまま転がってたら下の人は絶対やばかったね。マジ勘弁。


13時、駐車場に無事帰還。ガスってなかったらすばらしい眺めの駐車場っぽいですよ。

後半の天気はちょっと微妙でしたが、しかし、思いの外しんどかった。やっぱストックは要りますね。特に雪渓の下り。


2012-8-4
・FSS
車のコンソールに張ったカーボン調のカッティングシートが余ってたので、ステッカーを作ってみることにします。


作りたい柄を印刷して再剥離可のスプレー糊で軽く貼り付けます。


カッティングシートの台紙は切らないように、余分な箇所を切って取り除きます。


バラバラにならないように、シートの上からマスキングテープのような粘着力の弱いテープを貼ります。

あとは台紙をはがして貼り付け、マスキングテープをそっと取り除くだけ。柄が単純だったんで、思ったより簡単でした。

ファイブスター物語より天照家の四菱、ミラージュ騎士団の血の十字架、そして3159・インシグニア・フラッグ・マーク。星団大侵攻の旗印、恐怖の3点セット!ホントは朱色なんですが、まぁ渋くて良いんじゃないでしょうか。

86年から連載してるんで(早く話を進めてくれ!)、ヲタ方面のステッカーとしては古くから有ると思いますが、3点セットはあまり見ないですな。そしてもっと複雑なのに挑戦したくなってきたぞ。


・私信
原付で大阪とか…無茶を言いなさる〜


2012-7-15
・燕2日目
ご来光を拝むべく、4時半くらいに目覚ましをセットしていたのですが、ライトが点いて他のお客さんがゴソゴソ準備を始めた音で目覚めました。4時かー、多少は寝られたようだが…天気は?

ザザザザザザー…

寝よう!

朝ご飯を7時にして、8時過ぎまで粘ってみましたがずっとこんな感じ。

風は強いんですが、土砂降りというわけでもないし、せっかく来たんだし、往復1時間弱だし、いちおう燕岳の山頂に行くことにしたし。まぁなにも見えないんで淡々としたモンでしたが。

そのあとはさくさく下って終了〜。例によって下ると雨が上がるパターンでした。天気は残念でしたが、大勢で登って楽しかったので良し!


2012-7-14
・燕
久しぶりに大勢で山に登ってきました。中房温泉から出発し、燕山荘で1泊して燕岳を目指します。

皆さんは当日朝に電車を使って来るのですが、僕はいつも通り夜中に車で現地入りしました。小雨が降る中、午前3時に中房温泉の市営駐車場に到着。この時点で駐車場はほぼ一杯です。

駐車場から10分程度歩くと登り口です。他の人は10時半と11時半着の二組で、僕は後ろの組と登ることになりました。先発組とはしばしのお別れ。

後発組は12時出発!急登と呼ばれる合戦尾根を登る4時間のコースですが、相手にとって不足なし、です。実際、1時間前に出た先発組に途中の合戦小屋で追いついちゃいましたからね〜。


合戦小屋から少し登っていくと木が低くなり、周りがよく見えるようになります。まぁ曇りなんですがね。北の方を見ると鹿島槍らしき山も見えました。


15時40分、燕山荘までもう少し!


16時に今日の宿、燕山荘に到着しました。コースタイム通りですな。登ってみると案外楽だったかなと言う気もしますが、全然日が差してなかったからというのもあるかも。


小屋から北を見ると、岩が特徴的な山頂の景色。明日は晴れを期待したいですな〜。

こんな天気ですが小屋は登山客でいっぱい。案内されて中に入ると、かなり大きい山小屋だということに気付いたのですが、しかし睡眠スペースは枕の幅分だけ。こりゃキツイ!

晩ご飯の時間も我々は3回転目の19時からです。ちなみにある事情からカレーなのではという懸念があったのですが、違ったようでなにより。

腹一杯になったら寝るわけですが、予想外に厳しかった!まず狭いのと、やたらとジメジメして暑いのと、特にイビキ。単調なイビキならまだましだったかもしれませんが、30人くらいの大部屋だったせいで大音量のとか、過呼吸っぽいのとか、人間には出せないっぽい類のイビキとかが入り乱れて、全然寝られんて。


2012-7-2
・本領発揮
八日市と桑名を結ぶ国道421号というのは結構名を馳せた酷道でして、コンクリートブロックによる猛烈な通行制限の石榑峠はなかなか衝撃的な区間です。

しかし10年前に父と登山で訪れてから、足を踏み入れることがないまま2008年に土砂崩れで通行止めになってしまいました。通行止めになったまま、2011年に峠の下に長いトンネルが開通して峠部分は国道指定を外された…と思っていたのですが、なんか地図によってまちまちだったり。

果たして現状はどうなのか、初めて自力で行ってみることに。

トンネル直前に分岐点があります。通行止めとかそういう案内は全くなし。道はまぁ狭いですが、舗装とかはかなりきれいですし、割と開放感があるので好印象のワインディングロード。酷道時代の名残も残ってます。

そしてこれが問題のコンクリートブロック。見れば見るほど強烈だな!一応5ナンバー車なら通行できたのですが、あまり試したくはないですな。そして現在はチェーンを張ってて、三重県側は通す気はもうなさそうです。

まあバイクですから…

脇をちょちょいとな。別に通行禁止とも進入禁止とも書いてないですしね。コンクリ舗装の猛烈な下りが終わるともう一組のブロックが出現。三重県側はここで通行止めになってると予想してたのですが、もっと下のようですね。

その後は普通の舗装になるのですが、継ぎ目からちょっと草が生えてきてたり、路上河川が出現していたり、滋賀側とは対照的にもう普通に廃道です。土砂崩れを復旧したと思しききれいな箇所もあるのですが、このまま荒れ果てる運命かな〜。


おおっと、こっちはバイクは通り抜けできなそうだ。人もいたのでさっさと引き返しました。全体的にはまだ普通に通行できるコンディション、しかも実質クローズなので自転車と小型バイク天国の予感。


・私信
CL50乗りに来ては如何?もち石榑で。楽しーですよっ!


2012年7月〜2012年9月の日記  トップへ

inserted by FC2 system